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ドライフラワーにすると黒くなる原因と対処法|黒変を防ぐ「水分量・環境・花材選び」完全ガイド

「ドライフラワーにしたら黒っぽくなった…」
「茶色というより“黒い”感じで、汚く見える」
「同じやり方なのに、綺麗にできる時とできない時がある」

ドライフラワー作りでよくある失敗が、黒変(黒くなる/黒ずむ)です。見た目が一気に悪く見えるのでショックが大きいですよね。

でも安心してください。黒変は“センス”ではなく、ほとんどが原因が決まっている失敗です。この記事では、原因 → 水分量 → 避ける環境 → 黒変しにくい花材 → 改善策の順に、初心者でもすぐ実践できる形でまとめます。


目次

原因|ドライフラワーが黒くなるのはなぜ?(結論:乾燥が遅いと起きる)

ドライフラワーが黒くなる最大の原因は、ひと言でいうと乾燥が遅いことです。

乾燥が遅いと、花や葉の内部に水分が残った状態が長く続き、

  • 酸化が進む(色が暗くなる)
  • 蒸れる(内部が湿っぽい状態になる)
  • 微生物が増えやすい(カビ手前の状態になりやすい)

といった変化が起こりやすくなります。結果として「茶色」よりさらに暗い、黒ずみ・黒変につながります。

つまり、黒変対策の本質は「色を塗る」でも「薬剤」でもなく、乾燥を早く・均一に進めることです。


水分量|黒変する花材の共通点(太い・密・しっとり)

同じ乾燥方法でも黒くなる花と黒くならない花があるのは、花材ごとの水分量が違うからです。黒変しやすい花材には共通点があります。

黒変しやすい花材の特徴

  • 花びら(葉)が重なって密で、内側が乾きにくい(例:バラ・アジサイなど)
  • 枝や茎が太い(水をたっぷり含む)
  • 葉が多い/束ねると空気が通らない
  • 触るとしっとり感がある(乾燥に時間がかかる)

黒変を減らすための水分量対策

  • 束を小さくする(最優先)
  • 葉を落として風通しを作る
  • 花が密なものは小房に分ける(アジサイ等)
  • 太い枝と細い枝を分けて乾燥させる

黒変は「花材の中に水が残っている時間」が長いほど起きやすいので、まずは水分が残る構造を作らないのが近道です。


避ける環境|黒変を加速させるNG条件(湿気・無風・日当たり)

黒変は花材だけでなく、乾燥させる環境でも起きやすさが変わります。特に初心者がやりがちなNG環境をまとめます。

1)湿気が多い場所(カビ手前になりやすい)

  • 浴室近く
  • キッチン周り
  • 室内干しが多い部屋
  • 梅雨や雨が続く時期

湿気が多いと乾燥が遅れ、黒変しやすくなります。可能なら除湿を使うと一気に成功率が上がります。

2)風が通らない場所(乾燥が進まない)

クローゼットの奥など「暗いけど無風」の場所は、意外と乾きません。暗さよりも風通しが重要です。

3)直射日光が当たる場所(色抜け+劣化)

日光は黒変の主因ではありませんが、色抜けや劣化を起こしやすいので基本はNGです。「暗め+風通し」がベストです。

4)束と束が近すぎる(当たって内側が蒸れる)

束同士が近いと、乾燥のムラが出ます。間隔を空けるだけで黒変が改善するケースは多いです。


黒変しにくい花材|初心者が成功しやすい花の例

失敗経験がある人は、まず黒変しにくい花材から成功体験を作るのがおすすめです。比較的ドライに向いていて、色が残りやすい花材の例を挙げます。

  • 千日紅:形が崩れにくく色が残りやすい
  • スターチス:ドライ向きの定番で初心者に優しい
  • カスミソウ:環境が合えば軽く仕上がる(白は黄ばみ対策は必要)
  • ラベンダー:香りも楽しめる(束を小さく・湿気注意)

逆に、黒変しやすい代表は「密で水分が多い花材」(バラ、アジサイ、ボリュームの大きい花)です。そういった花は、次の改善策を強めにやるのがおすすめです。


改善策|黒くなるのを防ぐ具体的な対処法(今日からできる)

ここからは、黒変を防ぐための「具体的な打ち手」を優先順位が高い順にまとめます。原因に当てはまるものだけでOKです。

改善策1:束を半分にする(最短で効く)

黒変する人の多くは束が大きすぎます。まずは束を半分にしてみてください。特にバラやアジサイ、ユーカリなどは「小束」が正解です。

改善策2:葉を落として“風の通り道”を作る

葉は水分を抱えやすく、乾燥を遅らせます。束ねる部分の葉、密集している葉は整理して、空気が通る状態にします。

改善策3:乾燥場所を変える(暗いだけの場所はNG)

ベストは暗めで風通しが良い場所。換気のある部屋、風が通る廊下などが向きます。必要なら扇風機を弱風で回して空気を動かすのも効果的です。

改善策4:湿度を下げる(除湿は最強)

湿度が高い時期は、がんばっても失敗しやすいです。エアコンの除湿や除湿機を使うだけで、黒変だけでなくカビも減ります。

改善策5:花材を“小房分け”する(密な花は分解する)

アジサイなど密な花は、ひと房を小さく分けるだけで乾燥ムラが減ります。乾燥が均一になると黒変も起きにくくなります。

改善策6:乾燥しやすい季節に作る(春・秋〜冬が有利)

日本は湿度が高い期間が長いので、初心者はまず乾燥しやすい季節に作ると成功体験が作りやすいです。

※もっと安定して綺麗に作れるようになりたい方へ:
黒変は「原因の切り分け」ができるようになると、一気に失敗が減ります。花材別・季節別に“どう判断するか”を体系的に学びたい方は、ドライフラワーの学校もチェックしてみてください。


よくある質問(FAQ)|黒変のモヤモヤを解消

Q. 黒くなったドライフラワーは元に戻せますか?
A. いったん黒変した色を完全に元に戻すのは難しいです。原因(乾燥遅れ・湿気・束の大きさ)を改善して、次回の成功率を上げるのが現実的です。

Q. 黒くなるのはカビですか?
A. 黒変とカビは別のこともあります。ただ、乾燥が遅いとどちらも起きやすいので、対策は共通します(小束・風通し・除湿)。

Q. どこに吊るすのが一番いい?
A. 直射日光が当たらない、風通しの良い場所が理想です。「暗いだけで無風」の場所は乾かないので注意しましょう。


もっと綺麗に作れるようになりたい方へ

黒変に悩む方は、実は「センス」よりも判断基準がないことが原因になっているケースが多いです。

  • 花材の水分量をどう見分けるか
  • 季節や湿度に合わせてどう乾燥方法を変えるか
  • 失敗したときに原因をどう切り分けるか

このあたりが分かるようになると、黒変だけでなく、色褪せやカビもまとめて減らせます。

「毎回きれいに仕上げたい」「失敗の原因を自分で判断できるようになりたい」方は、ドライフラワーの学校で体系的に学ぶのが近道です。気になる方は、まずは内容を確認してみてください。

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