お手入れ不要で長く楽しめるドライフラワーは、おしゃれなインテリアに欠かせないアイテムです。
自然素材やアンティーク調のアイテムが人気の今、ドライフラワーはその流れにもぴったり。
でも「どう飾ればおしゃれに見えるの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、初心者でもマネしやすい実例とコツを紹介します。
ドライフラワーをインテリアに取り入れる魅力
ドライフラワーは生花と違い、水やりや花瓶の水替えが不要なので、忙しい方でも気軽に楽しめます。
枯れた後も色や形が美しく保たれるため、一度飾れば数ヶ月から1年以上もインテリアとして活躍してくれるでしょう。
また、アンティークな風合いがあるため、ナチュラルテイストからモダンなインテリアまで幅広く合わせやすいのも魅力。
さらに、サステナブルな暮らしを意識する方にとっても、長く使えるドライフラワーは環境に優しい選択になりますよ。
花瓶に飾る実例

実例1: 陶器の花瓶でナチュラルスタイル
落ち着いたベージュやグレーの陶器の花瓶に、パンパスグラスやユーカリを無造作に挿すだけで、洗練された印象に。
花瓶は中身が見えないタイプを選ぶと、茎の処理が簡単で初心者にもおすすめです。
実例2: ガラス花瓶でモダンに
透明なガラス花瓶なら、スタイリッシュな空間にもマッチします。
ただし茎が見えるため、長さを揃えてカットするなど丁寧な下準備が必要になります。
ミニマルなインテリアが好きな方は、一輪挿しのガラス花瓶でシンプルに飾るのも素敵ですよ。
実例3: 複数の花瓶でリズムを作る
大小さまざまなサイズの花瓶を3つ並べて、高低差をつけて飾ると動きのあるディスプレイになります。
色や素材を統一することで、まとまりのある印象を演出できます。
スワッグで壁を彩る実例

実例4: 玄関ドアに吊るすウェルカムスワッグ
玄関ドアや壁に麻紐で吊るすスワッグは、お客様を迎える最初の印象を華やかにしてくれます。
ラベンダーやミモザなど香りのあるドライフラワーを選べば、ほのかな香りも楽しめるでしょう。
実例5: リビングの壁面アート
大きめのスワッグを額縁のように飾ると、壁面アートのような存在感が生まれます。
パンパスグラスやコットンフラワーなど、ボリュームのある花材を使うと見映えがしますよ。
麻紐や革ひもで吊るすことで、ナチュラルな雰囲気がより引き立ちます。
ガラスドーム・ボトルの実例
実例6: ガラスドームで特別感を演出
ガラスドームの中に小さなドライフラワーを入れると、まるで美術館のような特別な雰囲気になります。
ホコリからも守れるため、長期間きれいな状態を保てるメリットも。
サイドテーブルや棚の上など、目線の高さに置くと見栄えが良くなります。
実例7: アンティークボトルでヴィンテージ風に
古い薬瓶や小さなガラス瓶にミニドライフラワーを入れるだけで、おしゃれなヴィンテージスタイルに。
複数並べてコレクションのように飾ると、より雰囲気が出ますよ。
季節に合わせたアレンジ実例

実例8: 春夏は明るい色合いで
春から夏にかけては、ミモザやスターチスなど明るいイエローやピンク系のドライフラワーを選びましょう。
白い花瓶と組み合わせると、爽やかで軽やかな印象になります。
実例9: 秋冬は深みのある色で
秋冬は、バラやアジサイなど深いワインレッドやブラウン系のドライフラワーがぴったり。
黒やダークグレーの花瓶に合わせると、シックで落ち着いた雰囲気を作れます。
実例10: クリスマスシーズンの特別アレンジ
コットンフラワーや松ぼっくりを使ったスワッグは、クリスマスシーズンにぴったりです。
リボンやオーナメントを添えるだけで、季節感のある特別なディスプレイが完成します。
初心者でも簡単におしゃれに見せる3つのコツ

ドライフラワーをおしゃれに飾るには、ちょっとしたコツがあります。
ここでは初心者の方でも今すぐ実践できる、3つのポイントをご紹介しましょう。
飾る色は3色までに絞る
ドライフラワーと花瓶の色を合わせて、全体で3色以内に収めると統一感が生まれます。
例えば、ベージュの花瓶×白いドライフラワー×グリーンの葉といった組み合わせなら、まとまりのある印象に。
カラフルにしすぎるとごちゃついて見えるため、色数を絞ることが大切です。
迷ったら、同系色でまとめるか、白・ベージュ・グレーなどのニュートラルカラーをベースにすると失敗しにくいですよ。
洋書やカゴ等の雑貨と組み合わせる
ドライフラワーだけでなく、洋書やカゴ、キャンドルなどの雑貨と一緒に飾ることで、空間に奥行きが生まれます。
例えば、古い洋書の横に小さな花瓶を置いたり、籐のカゴにドライフラワーを無造作に入れたりするだけで、おしゃれ度がアップ。
雑貨はドライフラワーと同じ色調のものを選ぶと、より統一感が出ますよ。
一輪挿しでシンプルに飾る
初心者の方には、一輪挿しがおすすめです。
シンプルだからこそ、花の美しさが際立ちます。
小さな花瓶に1本だけドライフラワーを挿すだけで、洗練された印象に。
複数の一輪挿しを並べて飾ると、リズムが生まれてよりおしゃれに見えますよ。
【場所別】ドライフラワーのおすすめディスプレイスペース
ドライフラワーは、お部屋のさまざまな場所で活躍します。
それぞれの空間に合った飾り方をすることで、より素敵なインテリアを楽しめますよ。
リビング・ダイニング
リビングやダイニングは、家族が集まる中心的な空間です。
テーブルの上に花瓶で飾ったり、サイドボードの上にスワッグを置いたりすると、空間が華やぎます。
大きめのドライフラワーを床置きの花瓶に入れて、コーナーに飾るのもおすすめ。
存在感のあるパンパスグラスなら、部屋のアクセントとして活躍してくれるでしょう。
玄関・廊下
玄関は家の顔とも言える場所なので、ドライフラワーで温かみをプラスしましょう。
小さな棚やシューズボックスの上に飾ったり、壁にスワッグを吊るしたりすると印象的。
廊下の壁面にも、小さな一輪挿しを複数並べると、ギャラリーのような雰囲気が作れます。
直射日光が当たりにくい場所を選ぶことで、色あせを防げますよ。
寝室・トイレ
寝室には、リラックス効果のあるラベンダーやユーカリのドライフラワーがぴったりです。
ベッドサイドの小さなテーブルに一輪挿しを置くだけで、落ち着いた雰囲気に。
トイレのような狭い空間には、壁掛けの小さなスワッグや、窓辺の一輪挿しがおすすめです。
コンパクトなサイズのドライフラワーを選ぶことで、空間を圧迫せずにおしゃれに飾れます。
まとめ|自分らしい飾り方を見つけよう

ドライフラワーは、飾り方次第でさまざまな表情を見せてくれるアイテムです。
花瓶に挿す、壁に吊るす、ガラスドームに入れるなど、方法はたくさんあります。
まずは今回ご紹介した実例やコツを参考に、気軽にチャレンジしてみてください。
色を3色までに絞る、雑貨と組み合わせる、一輪挿しでシンプルに飾るといった基本を押さえれば、初心者の方でも失敗なくおしゃれなディスプレイが作れますよ。
お部屋の雰囲気や好みに合わせて、あなただけの素敵な飾り方を見つけてくださいね。
ドライフラワーのある暮らしで、毎日をもっと豊かに彩りましょう。


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