カスミソウは、ふわっとした小花が可愛く、スワッグやブーケ、リースにも使いやすい人気の花材です。とくに「白くて透明感のある雰囲気」が魅力で、ドライフラワーにしてもその可愛さを残したいですよね。
ただ、カスミソウをドライにすると
- 白が黄ばんでしまう
- 色がくすむ・グレーっぽくなる
- 花がポロポロ落ちる
- 湿気でカビる
といった失敗も起こりやすいです。
この記事では、カスミソウの特徴を押さえながら、初心者でもできる吊るし(ハンギング)の作り方を中心に、白く綺麗に残すための色褪せ対策、そして完成後の飾り方までまとめます。
カスミソウの特徴|ドライに向く理由と失敗しやすいポイント
カスミソウは小花がたくさんついていて、乾燥後も立体感が残りやすいのでドライ向きの花材です。ブーケの「抜け感」や「ふわっと感」も作りやすく、少量でもボリュームが出ます。
一方で、カスミソウは繊細な花材なので、次の点で失敗が起きやすいです。
- 乾燥が遅いと黄ばみ・くすみが出やすい
- 直射日光で白が色褪せしやすい
- 湿気でカビが出やすい
- 触りすぎると花が落ちやすい
つまり、カスミソウは「技術」よりも乾燥環境(光・風・湿度)で仕上がりが決まります。
準備|白く綺麗に乾燥させるための下処理
乾燥に入る前の準備で、仕上がりがかなり変わります。特に白い花材は、ちょっとした環境差が黄ばみやくすみに直結するので、ここを丁寧にやるのがおすすめです。
用意するもの
- ハサミ(園芸用が理想)
- 麻紐/輪ゴム
- 吊るす場所(暗め・風通しが良い)
- できれば:扇風機(弱風で空気を動かす用)
花材チェック(新鮮さが重要)
- できれば購入当日〜翌日など新鮮なカスミソウ
- すでに茶色い花が混ざっている場合は、そこだけ取り除く
花が弱っていると、乾燥中に黄ばみが出やすくなります。まずは「新鮮な花材」を選ぶのが一番の近道です。
束ねる前に整える(余計な葉・枝の調整)
束ねる部分に葉が多いと湿気が残りやすく、乾燥が遅くなります。束ねる位置より下の葉は軽く整理しておくと、カビやくすみのリスクが減ります。
吊るし方(ハンギング)|初心者でも白く仕上げやすい基本手順
カスミソウを白く綺麗に仕上げるなら、基本は吊るし(ハンギング)が手軽でおすすめです。ポイントは「小束」「暗め」「風通し」です。
手順1:束は“小さめ”が正解(乾燥を早める)
束が大きいと内側が乾きにくく、黄ばみ・くすみの原因になります。目安は1束5〜10本程度から。カスミソウは軽いので、少量でも見た目のボリュームは出ます。
手順2:逆さに吊るす(束と束の間隔を空ける)
束同士が近いと風が通らず、乾燥が遅くなります。束と束の間隔を空け、できれば壁から少し離して吊るしましょう。
手順3:暗め&風通しの良い場所で乾燥(目安1〜2週間)
直射日光は色褪せの原因になるため、乾燥は暗めの場所が基本。風通しを確保できると、白さが残りやすくなります。目安は1〜2週間で、触ってカサッとしていれば完成です。
湿気が気になる日の対策
- 換気をする
- エアコンの除湿を使う
- 扇風機を弱風で回して空気を動かす
白い花材ほど、乾燥が長引くと色が落ちやすいので「早く乾かす」意識が成功につながります。
※もっと安定して綺麗に作れるようになりたい方へ:
カスミソウのように「白さを残す」系の花材は、環境づくりで結果が大きく変わります。花材別の判断基準を体系的に学びたい方は、『ドライフラワーの学校』をチェックしてみてください。
色褪せ対策|白を黄ばませない・くすませないためのコツ

カスミソウを「白く綺麗に」仕上げたいなら、色褪せ対策は必須です。特に白は、少しの変化でも目立ちます。
1)直射日光を避ける(白が黄色っぽくなる原因)
乾燥中も、完成後も、直射日光は避けましょう。窓際は特に色が変わりやすい場所です。
2)乾燥を早める(黄ばみ・くすみ予防)
白い花材は、乾燥が遅いと黄ばみやくすみが出やすいです。束を小さくして風を通し、湿度が高い日は除湿を使うと安心です。
3)湿気を避ける(カビ=見た目が一気に悪化)
湿気はカビを招き、白い花材は特にダメージが目立ちます。浴室近く・キッチン・室内干しが多い部屋は避け、乾燥しやすい環境を作りましょう。
4)触りすぎない(花落ち防止)
乾燥中に触る回数が多いと、花が落ちやすくなります。確認は数日に1回で十分。乾ききる前に振ったり揉んだりするのは避けるのが無難です。
飾り方|カスミソウのドライを長持ちさせるインテリアのコツ
完成したカスミソウのドライは、飾り方で持ちが変わります。白を綺麗に保つなら「光」と「湿気」対策がポイントです。
1)飾る場所は“窓際を避ける”
直射日光が当たる場所は、白が黄ばんだりくすんだりしやすいです。明るい部屋でも、光が直接当たらない場所に飾るのがおすすめです。
2)湿気がこもる場所は避ける
浴室近く、キッチン、洗濯物の室内干しが多い場所は湿気が溜まりやすいです。白い花材は劣化が目立つので、乾燥した場所に飾りましょう。
3)花瓶に入れるなら“完全に乾いてから”
乾き切っていない状態で花瓶に入れると内部に湿気がこもりやすく、劣化の原因になります。花瓶に入れるのは完全に乾いてからが安心です。
4)スワッグやリースにアレンジする
カスミソウは単体でも可愛いですが、バラやユーカリなど他のドライ素材と合わせると一気に作品感が出ます。制作時は詰めすぎず、空気が通るように作ると長持ちしやすいです。
もっと綺麗に作れるようになりたい方へ
カスミソウは吊るしで手軽に作れますが、実際には
- 季節や湿度で仕上がりが変わる
- 白さを残すための環境づくりが必要
- 花材ごとに「向く方法」が違う
など、続けるほど判断が必要になります。
「毎回きれいに仕上げたい」「失敗の原因を自分で判断できるようになりたい」「作品としての完成度も上げたい」方は、ドライフラワーの学校で体系的に学ぶのが近道です。気になる方は、まずは以下のボタンから内容を確認してみてください。


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