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花瓶・スワッグ・ガラスドーム|ドライフラワーの飾り方ガイド

ドライフラワーは生花とは違い、長く楽しめるのが魅力。

しかし、飾り方によって印象が大きく変わるため、どのように飾ればよいか迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、花瓶やスワッグ、ガラスドームなど、代表的な飾り方のコツを詳しくご紹介します。

場所別のおすすめ方法や、よくある質問にもお答えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

飾り方によって変わる印象

ドライフラワーは飾り方次第で、お部屋の雰囲気をガラリと変えられます。

飾り方印象
花瓶に飾る上品でクラシカルな印象に
スワッグを壁に吊るすナチュラルでおしゃれな雰囲気に
ガラスドームやボトルに入れるアンティークな世界観を演出できる

縦に飾るか横に飾るか、まとめて飾るか単体で飾るかでも、見え方は大きく異なります。

お部屋のインテリアや、作りたい雰囲気に合わせて選ぶのがポイントです。

花瓶に飾るコツ

花瓶に飾る場合は、ドライフラワーの茎の長さを花瓶の高さの1.5倍程度にカットすると、バランスよく見えます。

花瓶の口が広い場合は、複数本をまとめて飾ることでボリューム感が出て華やかになります。

逆に、口が狭い花瓶なら1〜3本程度にすると、すっきりとした印象に仕上がるでしょう。

水は一切入れず、乾いた状態のまま飾ることが重要です。

色合いは統一感を持たせるか、あえて異なる色を組み合わせてアクセントをつけるかで印象が変わります。

花瓶選びのポイント

  • 透明なガラス花瓶:ドライフラワーの茎まで見せたいとき
  • 陶器の花瓶:落ち着いた和風の雰囲気を出したいとき
  • シンプルな一輪挿し:ミニマルでモダンな空間に

定期的に向きを変えると、色褪せを防ぎながら全体を均等に楽しめます。

スワッグにする方法

スワッグとは、花や枝を束ねる飾り方のことです。

作り方はとても簡単で、好きなドライフラワーを数本選び、麻ひもやリボンで束ねるだけ。

束ねる際は、茎の下部分をしっかりときつめに結ぶと、時間が経っても崩れにくくなります。

花の向きや長さを少しずつずらすと、立体感が生まれて自然な仕上がりになりますよ。

吊るす場所は、直射日光が当たらない風通しの良い壁がおすすめです。

スワッグ作りの手順

  1. メインになる大きな花を中央に配置する
  2. 周りに小さな花や葉物を添える
  3. 全体のバランスを見ながら調整する
  4. 麻ひもで茎をきつく束ねる
  5. 結び目を隠すようにリボンを巻く

フックやピンで壁に掛けるだけで、おしゃれなインテリアが完成します。

季節ごとに作り直すのも楽しみ方のひとつです。

ガラスドーム・ボトルに入れる方法

ガラスドームやボトルに入れると、まるで標本のような特別感が生まれます。

小さめのドライフラワーを選び、ピンセットを使って丁寧に配置していくのがコツです。

容器の底に砂やドライモスを敷くと、安定感が出て見た目も美しくなります。

蓋付きの容器を使えば、ホコリや湿気から守れるため、色褪せを抑えて長く楽しめます。

配置する際は、前後左右どの角度から見ても美しく見えるよう、立体的にレイアウトしましょう。

おすすめの組み合わせ

容器のタイプ向いているドライフラワー
小さなガラスドームミニバラ、かすみ草、ラベンダー
細長いボトルユーカリ、スターチス、稲穂
平たいガラス容器花びら、木の実、押し花

場所別おすすめの飾り方

玄関

玄関は家の第一印象を決める大切な場所です。

明るく華やかなドライフラワーを飾ることで、訪れる人を温かく迎えられます。

玄関棚には花瓶に活けたドライフラワーを置き、季節感を演出するのがおすすめです。

スペースが限られている場合は、壁掛けのスワッグを飾ると場所を取りません。

白やベージュ系の落ち着いた色合いを選ぶと、清潔感のある印象になります。

直射日光が入りやすい玄関では、日陰になる場所を選んで飾ると色持ちが良くなるでしょう。

リビング

リビングは家族が集まる場所なので、目を引くボリュームのある飾り方が映えます。

テーブルの中央に大きめの花瓶でアレンジすると、空間の主役になりますよ。

ソファの近くの棚には、ガラスドームに入れた小ぶりなドライフラワーを置くと上品です。

複数の小さな花瓶に分けて飾ると、動きのあるディスプレイが作れます。

リビングは人が長時間過ごすため、香りの強くないドライフラワーを選ぶのがポイントです。

窓際は避け、テレビボードや本棚の上など、間接的な光が当たる場所が理想的です。

寝室

寝室には、リラックス効果のある落ち着いた色合いのドライフラワーがおすすめです。

ラベンダーやユーカリなど、ほのかな香りが残るものを選ぶと、安眠効果が期待できます。

ベッドサイドテーブルに小さな一輪挿しを置くと、目覚めたときに癒されます。

壁に吊るすスワッグは、枕元ではなく少し離れた壁面に飾ると圧迫感がありません。

ガラスドームに入れたミニサイズのドライフラワーは、ドレッサー周りにぴったりです。

明るすぎない自然な色合いを選ぶことで、眠りを妨げない穏やかな空間が作れますよ。

ドライフラワーに関するよくある質問

逆さまに吊るして乾かす理由

ドライフラワーを作る際に逆さまに吊るすのは、重力によって水分が茎の方へ移動し、花の形がきれいなまま乾燥できるからです。

正立したまま乾かすと、花首が下を向いてしまい、不自然な形になってしまいます。

また、逆さまにすることで空気の通りが良くなり、カビの発生を防ぐ効果もあります。

風通しの良い日陰に吊るすことで、2週間ほどできれいなドライフラワーが完成します。

束ねる際は、茎をきつく縛りすぎると傷むため、適度な強さで結ぶのがコツです。

長く楽しむためのお手入れ方法

ドライフラワーは適切にお手入れすれば、半年から1年以上楽しめます。

最も重要なのは、直射日光と湿気を避けることです。

紫外線は色褪せの原因となるため、窓際ではなく室内の日陰に飾りましょう。

ホコリがたまったら、やわらかい筆やドライヤーの冷風でやさしく払い落とします。

湿度が高い季節は、除湿器を使うか風通しの良い場所に移動させると良いでしょう。

お手入れのポイント

  • 週に1回程度、ホコリを払う
  • 月に1回、飾る場所を変えて均等に色褪せさせる
  • 湿度60%以下を保つ
  • 触りすぎると花びらが落ちるため注意

色あせてきたら、新しいドライフラワーと交換するタイミングです。

まとめ|飾り方を工夫して楽しもう

ドライフラワーは、飾り方次第で様々な表情を見せてくれる魅力的なインテリアです。

花瓶、スワッグ、ガラスドームなど、それぞれに異なる美しさがあります。

お部屋の雰囲気や場所に合わせて飾り方を変えることで、より一層楽しめるでしょう。

直射日光や湿気を避けるなど、基本的なお手入れを心がければ長く美しさを保てます。

ぜひ今回ご紹介した方法を参考に、あなただけの素敵なドライフラワーディスプレイを作ってみてください。

季節ごとに飾り方を変えて、四季の移ろいを楽しむのもおすすめです。

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